簡単すぎた借入

私は数か月前までフリーターをしていました。
週に五日間働き、ひと月に稼ぐお金は十数万円程度。
稼ぐお金は最低限を生活費に充て、残りは友人や同僚などとの交際費に充てていました。

そんな生活をしているともちろんお金は一向にたまる気配がなく、増えていくのはクレジットカードの返済額ばかり。
そんなときとうとう月の支出額が収入額を上回ってきてしまったのです。
その時に歯止めをかけておけばよかったのですが、遊びの楽しさに負けてしまった私はカードローンに手を出してしまったのです。

私が選んだのは三井住友銀行のカードローン。決め手は頻繁にCMを見かけるという単純な理由でした。そしていよいよ借入の時。
私はドキドキしつつも銀行に行き、扉で仕切られた借入審査を行うブースの中に入りました。
借入に必要な書類を書き身分証明書を提示するだけで、ものの一時間もしないうちに審査は終了したのです。
あまりにも簡単な借入審査でした。

しかし、この簡単さが私をカードローンの返済地獄に陥れる入口であったのです。

抜け出したいのに抜け出せない

簡単なカードローンの借入審査を終えた私は、早速クレジットカードの返済に備えるために借り入れを行いました。
その場にあったATMに向かい、カードローンの借入ボタンをタッチ。
必要な金額を入力すると、普段ATMからお金を引き出すのと変わらないスピードでお金が出てきたのです。

私は「これでカードの返済ができる」と安心する心と裏腹に、どこかカードローンの恐ろしさを感じ取っていました。
その時に借り入れた金額は10万円でしたが、こんな大金を普段のお金の引き出しと変わらない簡単な作業で手に入れることができたのです。

その後は皆さんの想像の通りの筋書きを歩んでいきました。
簡単に引き出せることで気が大きくなってしまった私は、これまでと変わらない生活を送りクレジットカードの返済をカードローンで行い続けたのです。
そのような生活を送り続けた私は、毎月のようにカードローンの借入額が増え続け気が付けば借入額は80万円という大金になってしまっていました。

そこでようやく我に返ることができた私はカードローンを辞め、借入額の80万円に加え手数料を合わせた100万円以上の借入額を返済を地道に返し続けています。

皆さんもカードローンを組む際には金銭管理と生活をしっかり管理していきましょう。